受賞者コメント
 
F1 作品タイトル contact
作者 作品説明 この作品の背景には、ソーシャルプロダクツ(社会のことを考えて作りだす有形・無形の対象物)さまざまな社会的課題に、ものづくりを通して、解決の一助となるような取り組みをしていることがあります。具体的には、デニム古着を障害者就労支援作業所にて、裁断、剥ぎ(パッチ)作業を依頼し、再度、生地の状態になった物を国内の鞄職人の手によりクオリティーの高い製品にして販売を予定しています。作り手、買い手がハッピーになる事業として成立させたいとの想いを今回の形にしました。ファーの取り外し可能。
丸山 晴久
(縫製:ジューシー北村)
 
 
受賞者コメント
 
●受賞の喜び :
審査員特別賞をいただくことができたことを大変光栄に思います。
この作品を通し、見ていただいた方に新たな価値観を感じていただけたらと思いながら
製作しましたので、賞をいただけたことに強い意義を感じています。
 
●製作した際に一番苦心したところ :
デニムの剥ぎは私自身がおこない、バランスには気を遣いましたが、特に苦労はありませんでした。今回、洋服としての完成度の高さにこだわりましたので、縫製をお願いしたジューシー北村さんにはとてもご苦労を頂いたと思います。
 
●今後のリ・ファション活動の予定 :
現在、re.m(リム)というブランドを立ち上げ、このビンテージデニムの剥ぎファブッリックを使用し、最初の展開としてバック(鞄)の販売を今秋より予定しています。
re.mはファッションを通して「社会的課題」の解決にアプローチする物づくりを原点としています。