(社)日本リ・ファッション協会主催の「気づき、ときめき、リ・ファッション」キャンペーンに協賛いただいた企業様が、本キャンペーンにコラボレーションされている背景をご紹介します。
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ファッション衣料のリユース・リメイクを推進する株式会社丸井グループ |
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「気づき、ときめき、リ・ファッション」キャンペーンにおいて、「リ・ファッション コンテスト」の会場提供及び運営サポートをする株式会社丸井グループは「ファッションを通じて、できること」をコンセプトに「Earth Smile Project@marui」を展開している。
プロジェクトの例を挙げると、回収した古着を学生たちにリメイク作品の素材として提供し店舗などでの作品展示まで行った<リメイク∞モード>や今年1月〜2月には衣料品の100%リサイクルを目指す<FUKU-FUKUプロジェクト>への参加、3月〜4月には要らなくなったワイシャツをバイオエタノールに生まれ変わらせる<ワイシャツリサイクルキャンペーン>を実施した。
また、5月に首都圏4店舗で行う<丸井 愛の救援衣料活動>は、今回でなんと38回目。春と秋、年に2回実施し、約20年も続いている。「たくさんの洋服を販売している弊社としては、ファッションを通じて少しでも社会のお役に立ちたいと考えています」とCSR推進部の岡本邦夫部長は語る。集めた衣料は、「NPO法人 日本救援衣料センター」を通じ、世界各地の被災者、難民、避難民に贈られる。
これらの活動が背景にあり、当協会の趣旨に賛同。活動に深く関わっている。
http://www.0101maruigroup.co.jp/
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循環型物流を通じてゴミゼロ社会の実現を目指す株式会社ウインローダー |
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集めた衣料の回収・保管を担当する株式会社ウインローダーは、創業61年の物流会社。現社長の高嶋民仁氏は3代目である。
高嶋氏が父の仕事を手伝うために入社したのは、ゴミ処理施設のひっ迫や産業廃棄物の不法投棄などの問題が起きていた頃。「家電の配達に行き、まだまだ使えるのにビデオデッキなどが粗大ゴミとして廃棄されるのを目の前にし、もったいないと思いました。調べると、リユース、リサイクルの市場が伸びています。世のためにも、自社のためにも、このもったいない状況を改善できないかと思ったのです」と語る。そこから2009年度にグッドデザイン賞を受賞したビジネスモデル、エコランドへとつながっていく。
エコランドとは、不用品回収サービスを入口に、リユース・リサイクルを促進し、可能な限りゴミゼロ社会を目指す循環型物流のこと。回収した不用品をエコオクという独自のオークションにかけ、必要な人に届ける。落札されなかったものはRe-use(リユース:丁寧にメンテナンスしてリサイクルショップで販売)・Re-cycle(リサイクル:ゼロエミッションセンターにて解体・分別・加工し、再資源化)・Re-arise(リアライズ:デザイナーのセンスで新たな価値を持つエコプロダクツに再生)し、循環型物流の実現を目指す。
「そんなに、いらない。Less is Beautiful.」をキャッチフレーズに、スマートに暮らすライフスタイルを提唱。生活を見直して、変化させること、まさにリ・ファッションである。
http://www.eco-land.jp/
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