日本リ・ファッション協会
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※日本リ・ファッション協会は2022年にトランジション宣言しました
毎日新聞社マイECO  
Re-Style  
  
  
「リ・ファッション・ワークショップvol.2」、
リ・ファッション楽しみ隊、無事結成される!
(社)日本リ・ファッション協会では、2009年11月21日(土)に、エコランド(株式会社ウインローダー)の協賛のもと、ナチュラック神田・大手町に於いて『リ・ファッション・ワークショップvol.2 〜リ・ファッション楽しみ隊、結成式〜』を開催しました。
■目的
様々なリ・ファッションを楽しめる体験型のワークショップとし、リ・ファッションをより多くの人に知らせ、実践してもらうことを目指しました。

■内容
会場をメインルームと展示セミナールームの2つに分けて展開しました。

メインルームでは、来場者が持ち寄った洋服やファッションアイテムを交換するxChange を行いました。提供者がどのようにその服を愛用してきたか、どうして手放すことになったか、コメントを書いたエピソードタグをつけ、引き取り手は「モノ」だけでなく、その「思い」も含めて引き継いでもらいます。

同時にリフォームやリメイクなど「匠の手仕事」をする企業を中心とした8ブースによるアドバイスコーナーを設け、お気に入りのファッションアイテムを体型や機能に合わせたり、トレンドに合わせたり、好みのデザインに変更して、長く愛用していく“リ・ファッション”の様々な知恵や技で、相談に乗り、参加者には、その良さを実感していただきました。また関連書籍やファッションアイテムなどの物販も行いました。


■出展者

株式会社アン・コトン(洋服・着物リメイク)
インディヴィジュエ(洋服のリメイク) インディヴィジュエ
スローライブ.Ltd.,Ps.&R(レーザープリントデニム、P-ポケットなど加工の相談・受付)
株式会社タッドファー(毛皮の3R) 株式会社タッドファー
株式会社ツクダ・クロス・スタイル(洋服のお直し相談&ハンドメイド作品販売)
21世紀3分きものワンピース普及協会(たんすに眠った着物・帯を3分きものワンピースにリメイク)
帽子作家村井憲子(帽子のリメイク)
LOWRUNDER(リメイク商品の展示、アクセサリーなど小物の販売、ブランド紹介など)

展示セミナールームでは、リアライズ作品を展示したエコランドコーナーと、「Cafeリ・ファッション」を併設。飲物をセルフサービスで無料提供し、休憩の場とすると共に、xChangeで交換した服を着て撮った写真を貼ったエピソードタグを飾り付けた「リ・ファッションの樹」を見てもらう場としました。
さらにNPO法人ファイバーリサイクル推進協会による不要コットン衣料からエタノールを作る取り組みのパネル展示、協会特設の不要品回収ボックスなどを設置しました。
セミナー・デモンストレーションを行いました。

■セミナー・デモンストレーション(ご登壇順)
・「不要なコットン衣料からエタノール」 
 NPO法人ファイバーリサイクル推進協会理事長 木田豊氏
・3分きものワンピース・デモンストレーション
 21世紀3分きものワンピース普及協会事務局 宮崎直子氏、ジャッキー鶴丸氏
・「できる男のリ・ファッション術」
 ファッションジャーナリスト 福永成明氏
・「グッドデザインを受賞したエコランドの取り組み」
株式会社ウインローダー エコランド 大森太一氏

■総評
アドバイスコーナー出展者をはじめ、スタッフ、学生ボランティアのほとんどがxChange初体験で、そのうえ来場者の方々の多くが初対面であるにも関わらず和気藹々と「これがいい」「あなたにはこれがぴったり」を薦めあっていました。洋服が単に「モノ」ではなく、人と人をつなぐ「コト」になった瞬間と言えるかもしれません。
セミナーも20人前後の少人数向けだったため、それだけに参加者おひとりお一人の心にしみるものになったようです。
一番印象的だったのは、「リ・ファッションの樹」に貼られた写真の笑顔です。受け取った方も、提供した方も、みないい笑顔でした。xChangeが単に「モノ」の交換会ではなく、「思い」がつながっていくことが実感できました。

■今後の予定
2010年2月には、「リ・ファッション・ワークショップvol.3」として、シンポジウムを予定。今後も2カ月に1回の頻度で開催していきます。
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