生活スタイルを見直す”リ・ファッション”の推進によって、循環型社会の実現と、生活の質的向上を目指します。
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鈴木純子のリ・ファッション対談
(社)日本リ・ファッション協会、代表理事の鈴木純子が、リ・ファッションに関係するキーパーソンと対談し、リ・ファッションとは何かを掘り下げると共に、それぞれのリ・ファッションに捧げる情熱に迫ります。
第3回目は、理事・会長の福永成明氏がホストとなり、鈴木純子の熱きパッションの源を探ります。さあ、どのような対談が繰り広げられるでしょう。
福永 こんにちは、鈴木さん。第1回目は僕がゲストでしたが、今回はホストとして、鈴木さんのお話を聞かせてもらいます。いつも振り回されている(笑)鈴木さんのエネルギーの元は何なのかをぜひ知りたいなと思っています。鈴木さんの本業はファッションとは直接関係ないでしょう。それなのに、日本リ・ファッション協会を設立することになった経緯というか、どうしてということを教えてください。
鈴木 株式会社アプロディーを創業して、今年で15期目に入ります。 IT 企業としてやってきましたが、7、8年経ったところで、方向性を定めたいと思い、自社の得意分野として、インターネット上のサービス受付、流通に特化することを決めました。
「衣」に関する情報はいろいろありますが、買ったあとのケアやメンテナンスとなると本当に少ないんですね。様々な困りごとがあるということが分かりました。これはビジネスになるのではないかなという予感がしました。
福永 なるほど。確かにファッション雑誌を開いても、「今年のトレンドはこれ」という情報ばかりですね。
鈴木 そうでしょ。そこで、平成18年に助成金をもらい、調査を行いました。21世紀は循環型社会です。「衣」が作られるところから始まり、購入され、ケアやメンテナンスされ、手放され、その先はリサイクルや破棄される。その循環を支えている方々が持つ、知恵や技術や想いがどれだけ多岐にわたるのか。またそれらがどれだけ洗練されたもので優れているかを知りました。ここを活性化すれば新市場を創出することになり、日本の産業を元気にするとともに生活者に喜ばれるサービスが提供できると確信したのです。そこで調査の結果を元にビジネスモデルを考え始めました。
そうしているうちに同じように考える仲間が一人二人と増え、アクションを起こすにいたりました。それが2009年の7月4日に開催した「リ・ファッション・ワークショップ2009」です。
福永 僕も途中からお仲間になり、いつの間にか代表を仰せつかっていました(笑)。
鈴木 4月ぐらいに本決まりになり、紆余曲折があり、7月4日に本番ですからね。無理だろうと言われもしましたが、とにかく突進しました。「馬鹿が3人いれば」とよく言いますが、事務局の3人でそれぞれのネットワークとフットワークをフルに使って、多くの方のお力をお借りして何とか成功にこぎ着けました。お陰様で、テレビでも朝の報道番組で2局に取り上げられ、大きな反響を得ました。
福永 いやぁ、ホントすごいエネルギーを感じましたよ。しかも、そこでとどまってはいなかった。
鈴木 ええ。任意団体でしたが、反響の大きさからリ・ファッションは大きな活動になる可能性を秘めていると感じましたので、自立して活動を継続していくためにきちんとした形を取るべきだと考えました。自分たちの活動は産業活性化という社会性が強いため株式会社というのでも、NPOでもないだろうということで、一般社団法人として登記しました。
福永 それが9月17日で、設立総会を10月12日に行う、という具合だったわけですね。
鈴木 そうです。そこで代表理事を務めることになりました。
福永 社団になって変わったことはありますか。
鈴木 いまはとにかく組織作りに力を入れています。有識者の方にも入っていただき、新市場を創出し、一人でも多くの方にお仲間になっていただき、次世代にもつなげていける活動にしたいと思っています。
福永 そうですね、大げさかもしれませんが、国民活動になればよいと思います。
鈴木 いえいえ、もっと大きく、日本から世界に発信できる活動にしたいものです! そして、「リ・ファッションに出会えて良かった」とおひとりお一人が輝いて欲しいなぁと思います。
福永 それはすごいですね。話はガラリと変わりますが、鈴木さんは高校生の時に起業を志したとか。
鈴木 経営者だった祖父の影響もあるのですが、進学校に通っていて高校1年で進路を決めなくてはいけない環境だったので高校1年の夏から秋にかけて将来についてじっくり考えました。将来自分はどうしたいのだろうか、どんな大学に入って、どんな仕事をするのだろうか。突き詰めて考えていくと、世間の物差しで測られるのではなく、自分の物差しで自分らしく判断したい。考えれば考えるほど、社長になるしかないな、と、起業することを心に決めました。
福永 16歳か。僕はファッションに目覚め、昼食代を節約して、シャツを買っていた頃ですね。
鈴木 私は売る側になりました。社長になるには働く人の気持ちが分からなくてはいけないと思い、今でいえばセレクトショップになるのでしょうか、地元の洋品店で、アルバイトを始めました。学校では禁じられていましたし、両親にも事後承諾でしたね。
福永 決めたら突進するパワーはその頃から変わらないわけですね。
鈴木 かもしれませんね(笑)。でも、地元ではかなりおしゃれなお店だったので、輸入物のランジェリーにドキドキしたり、素敵なお洋服や可愛いファンシーグッズに囲まれて、とっても楽しいアルバイトでした。
福永 そのままファッション関係に進もうとは思わなかったんですか。
鈴木 ファッションは大好きで、その後東京に出てきて、ちょうどDCブランドの全盛期だったので、ファッション雑誌は読みまくるわ、親に仕送りしてもらった学費でこっそり流行りの洋服を買ったりしていました。
でも、起業を考えた頃は、「これからはコンピュータの時代だ」と言われていたので、会社をやっていくにはコンピュータは欠かせないと思い、コンピュータ関連の会社に勤めました。
福永 なるほど、ファッションは趣味にとどめたのですね。
鈴木 そういうことになるでしょうか。小学生の頃は、手芸部の部長でしたし、子どもの頃から母の手作りの服を着させられていましたので、自分の好みに作ってもらったり、今でいえばフルオーダーですね。素地としては、ファッション好きであることは間違いありませんが、仕事としてファッション業界の制作や販売の現場に関わったことはありません。まったくの部外者です。だからこそ、業界の常識にとらわれることなく、突き進んでいくことができるのではないかと思います。
福永 それが鈴木さんのパワーの原点かもしれませんね。リ・ファッションを大きな活動にすべく、一緒に頑張りましょう!

鈴木純子(すずき・じゅんこ)
・1965年8月8日生まれ
・茨城県出身
・(社)日本リ・ファッション協会代表理事
株式会社アプロディー代表取締役
・休日の過ごし方:登山、カヌー、旅行、温泉
・不思議なこと:死ぬような目に何度も合っていますが、外傷を負ったことがない
・好きなお酒:赤ワイン
 
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